すべてがFになる 感想

おすすめミステリ

みなさんこんにちは!

読書大学生のケイです1

今回は理系の大先生の森博嗣さんの作品を紹介します!

「すべてがFになる」

すべてがFになる (講談社文庫) [ 森 博嗣 ]
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目次

  • こんな方に読んでほしい!
  • あらすじ
  • 感想
  • おまけ

こんな方に読んでほしい!

  • 理系出身!
  • パソコンに強い!
  • 密室が好き!
  • 天才が出てくる作品が好き!
  • 森博嗣さんの作品が好き!

あらすじ

孤島のハイテク研究所で、

少女時代から完全に隔離された生活を送る

天才工学博士・真賀田四季。

彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい

両手両足を切断された死体が現れた。

偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と

学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。

ミステリィの世界を変えた記念碑的作品。

感想

”ミステリィの世界を変えた”という意味がよくわかる作品でした!

監視カメラの映像やメールの記録などが、簡単に確かめられるようになってから

ミステリのトリックなどが明らかに考えにくくなっていると思います!

だからこそ、シャーロックホームズなどには、

デジタル技術が発展しきっていない時代の特有の面白さが存在していた気がします!

そんな中で、この作品は、その超最新技術満載で

すべてが記録されている状態での密室殺人事件を扱っています!

カメラやデータによって犯人はあらゆる制限を課せられていますが

むしろ、その条件を利用して完全な密室を作り上げます!

物語は二転三転して、結末は誰にも予測できないこと間違いなしです

また、天才・真賀田四季や犀川の意見として話される

死生観や教育についての議論が、絶妙に共感できるのに

めちゃくちゃ恐ろしい発想で、殺人事件よりも恐ろしく感じました!(笑)

おまけ

この犀川先生と西之園萌絵のコンビ(S&Mシリーズ)はシリーズ化していますが、

ようやくシリーズ1作目?のこの作品を読み終えました!

これから ”S&Mシリーズ” を読み漁ろうと思っています!

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