三千円の使いかた 感想

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みなさんこんにちは!

読書大学生のケイです!

今回は、ドラマ化もされている原田ひ香さんの作品を紹介します!

「三千円の使いかた」

まず、勘違いされている方もいらっしゃる(読む前の自分)と思うので

先に説明しておくと

この作品はノウハウ本ではなく、短編の小説です!


三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ]
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目次

  • こんな方に読んでほしい!
  • あらすじ(裏表紙)
  • 感想(主観)
  • 解説(垣谷美雨さん)について

こんな方に読んでほしい!

  • ほっこりするお話が読みたい1
  • 家族愛を読みたい!
  • お金にシビアな方
  • パートナー(彼氏彼女、夫婦)に少し不満がある方
  • 生活にも生かせる本を読みたい!

あらすじ(裏表紙)

就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。

結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。

習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。

そして一千万円を貯めた祖母・琴子。

御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?

感想(主観)

この作品では、殺人事件などが起こらず、ほんの少しだらしがないとか、育った家庭環境によってお金や家事に対する価値観の違いなどのささいなことから人間関係にほころびが生じていくので、

誰もが共感できる話になっています!

登場人物の男性陣に、しっかりしている人が少なく男の自分としては悲しくなりましたが、

”自分の知り合いがモデルになっているのでは?!”

と思うほど的確に人物が描かれていて度肝を抜かれました(笑)

誰もが共感できる作品だからこそ、一層そう感じるのかもしれませんが

自分は浪人をしたり、将来は大学院まで卒業したいと思っていて金銭面に問題を抱えているため、この節約がメインとなっているお話はものすごく胸に響いてくるものがありました!

原田ひ香さんの作品は、今まで読んだことがなく、それどころかミステリではない、このようなタイプの作品自体あまり読んでこなかったので

今回受けた衝撃はなんとも表現できないほど大きく異様な感じがしてます!

ミステリ好きな方はSFを読んでみるなど、

いつもは挑戦しないジャンルの本を読むと新たな感動が得られるかもしれません!

解説(垣谷美雨さん)

本の最後についている解説について

正直に言うと、普段はあまり読んでいません。(書いている方、ごめんなさい)

今回、解説を読んだこと自体にも深い意味はなかったんですが

これから、この本を読む方には、ぜひ解説まで読んでほしいです!

もう読み終えたが、解説には目を通していないという方も、ぜひ読んでみてください!

もともとこのブログを始めたのは、本を読んだ後の感想を言い合いたかったからで

この解説を読むだけでまるで誰かと感想を語り合えたような感覚に陥りました!

自分の足りない語彙力では、表現しきることができない感情も

すべて言語化されていて、なんなら解説だけでも

一冊の本を読み終えたような満足感が得られます!

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