みなさんこんにちは!
読書大学生のケイです!
今回は織守きょうやさんの作品を紹介します!
「花束は毒」
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目次
- こんな方に読んでほしい!
- あらすじ(帯or裏表紙)
- 感想
- ネタバレ
こんな方に読んでほしい!
- 織守きょうやさんの作品が好き!
- 読んだ後に人と感想を言い合いたい!
- なんかモヤモヤしてみたい!
- 表紙がきれいな作品が欲しい!
あらすじ(裏表紙)
先輩は僕の目を見て、静かに、はっきりを言った。
「知りたくないなら、今言って」
かつての家庭教師・真壁と再会した木瀬は、
結婚を控えた彼に届く脅迫状のことを知り、
探偵に犯人捜しを依頼する。
探偵・北見と木瀬の出会いは中学時代、
彼女がもたらした「解決」は今も心に棘を残している。
大人になった今度こそ、僕は違う結果を出せるのだろうか。
感想とあらすじ(偏見あり)
この作品は、めちゃくちゃ面白かったです!
読み終えた後に残るモヤモヤ感は、、
作品内に矛盾や非現実なことがあって納得できない
というものではなく、読者に選択や解釈を任せるタイプのモヤモヤ感
なので、100%いい意味で言ってます!
(”いい意味で”を過信しがち)
脅迫状を送り付けてくる犯人を捕まえて、その行為をやめさせることが
一般的なゴールのように思えますが、
この作品はそんな優しい話ではありませんでした。
まず、被害者である家庭教師・真壁が探偵への依頼を渋ります。
”なんで?”と思い、少し真壁の過去を探ると、
真壁は過去にある事件を起こしていたことが明らかになります。
こんな感じで、依頼人の真壁にも影があることが判明した瞬間に
物語が一気に加速していきます!
正体のわからない犯人(脅迫状を送ってくるやつ)と
どこか怪しげな依頼人(家庭教師・真壁)
この構図がめっちゃ好きです!
どんでん返しの要素もあって、鮮やかに騙され
読み終えた後には事件の全貌を把握しているにもかかわらず
適切な行動を選択できなくなります!
このモヤモヤ感がたまらない!
おまけ
”こんな方に読んでほしい!” でも紹介してみたんですが、
この作品は表紙が綺麗かつ毒々しくて
ジャケ買いしました!
このブログのアイキャッチ画像が、本の表紙なので
気になる方は、凝視してみてください!(笑)
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